The musical concept of "Mono Creation"
Many styles under one roof... Creating music of different genres
through innovative thinking and seeing beyond existing musical styles.

2015.07.11

2015. 07.11 O.A. (KYOTO JAZZ SEXSET/沖野修也)

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平戸祐介 (以下:H):夏フェスの時期がやって参りました。これから各地でいろんなフェスが行われていくかと思いますけれども、Stellaちゃんはフェス行ったことあります?

Stella.J.C (以下:S):はい、あります。来週は、Mono creation主催の 『BLUE Republic vol.1』というイベントがあるんです!

H:そうでしたー!

「BLUE Republic vol.1」AFTER MOVIEはこちら↓

H:今週のゲストは、この方なくして今の日本のクラブジャズシーンを語る事はできません。日本の、アジアの、いやもう世界のクラブジャズシーンを牽引し続ける人と言っても過言ではないでしょう。そして先程、話題に挙がったベイサイド横浜『BLUE Republic vol.1』に一緒に出演させていただきます。
世界的DJ沖野修也さんをゲストに迎えてお送りしていきます。

今週のファーストソングは、せっかく沖野さんが来てくださるということなので、BLUE NOTE繋がりでいきたいなと思います。Joe Hendersonのアルバム『Page One』から聴いてください。Joe Hendersonで『Blue Bossa』

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H:今週はですね、ゲストが超大物です!もう緊張してます!

S:わたしもです!

H:世界的DJ、沖野修也さんです!

沖野修也(以下:O):どうもー、こんにちはー。

S:よろしくお願いします!
まずは沖野さんのプロフィールをご紹介したいと思います。
DJ / クリエイティブ・ディレクター / 執筆家 / 選曲評論家 / Tokyo Crossover Jazz Festival発起人 / The Roomプロデューサーと様々な顔を持つ、沖野修也さん。
弟の好洋 (よしひろ) さんとのユニットKYOTO JAZZ MASSIVEは去年メジャーデビュー20周年、沖野さん自身はDJ生活25周年を迎えました。
これまでDJ / アーティストとして世界35ヶ国140都市に招聘されただけでなく、CNNやBillboard等でも取り上げられた世界標準の日本人音楽家の一人です。
今年は新たなプロジェクトKYOTO JAZZ SEXSETを始動。4月にアルバム『MISSION』をリリースしています。

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H:この番組にね、来ていただけるだけでも光栄なんですけども。
沖野さんとは、活動休止中のquasimodeのラストライブでDJやってもらったり…

S:そうなんですか!

O:無理矢理、僕が売り込みまして…

H:いやいやいやいや!

O:頼まれてもいないのにDJをやったという…

H:ことある度にquasimodeがリリースするタイミング、大きなライブではもう沖野さんをゲストでね、やってもらう感じで。

S:いいですねー!

O:便乗系で。

S:あはは!

H:それともうKYOTO JAZZ SEXTETでご一緒させていただいております。
これまで長崎って行かれたことありますか?

O:もちろん何度もあります。

H:どうでした?長崎の印象。

O:僕にとってはすごくエキゾチックというか、他の都市と違って建物の感じとか街の雰囲気が外国っぽいとまでは言わないですけど、街の空気感が好きですね。
あとは、村上淳さんという俳優の方と一緒にイベントをしたことがあるんですけど、沖野修也と村上淳、なぜかホテルがですね、同じ部屋で…

S:同じ部屋だったんですか!

O:ベッドはまぁツインでしたけど。村上淳と僕が、寝る前に恥ずかしそうに「おやすみ」っていうのがすごく良い思い出ですね。笑

H&S:あはは!笑

H:ということでですね、DJを職業としてやられてもう半世紀経ってるんですけれども、今の状況をですね、沖野さん自身、想像されてました?

O:いや想像してなかったです。はじめてDJをやった時って、お客さんが3人しかいなくて、しかもその3人の方、朝までいらしたんですけど、誰も踊らなかったんです。当時やっぱり今から25年以上前の京都でジャズとかラテンとかソウルとかで踊る文化がなかったんで、来た人もキョトンとして。どうやって踊ったらいいの?みたいな。
だからはじめてDJやった時、これはちょっと前途多難だなと。自分自身すっごい不安になりました。
ただやっぱりDJ自体はすごい楽しかったから続けていくとは思ってたんですけど、こんな世界中に行く事になるなんて思ってなかったし…

H:そうですよね~

O:まぁ自分自身でラッキーだったなって思う部分もありつつも。
でもね、実はその一方で野心もあって、やるなら日本で一番くらいのDJになりたいなって思ってたんですよ。それを弟に言ったところ、当時弟はDJじゃなかったんですけど、 「兄貴そんなこと言って無理やろ」とか言われてたんですけど、その僕に無理って言ってた弟もDJになって二人で海外にも行ってるっていうのも、これまた不思議なもんで…

S:そうですよね~

H:ちなみにね、弟さんはね、沖野好洋さん。KYOTO JAZZ MASSIVEっていうユニットで一緒にやられてる方なんですけども、修也さんも好洋さんも本当にワールドワイドに活躍されています。素晴らしいですね!沖野さんがクラブジャズ、またはジャズの世界にハマっていったきっかけというのはなんだったんでしょう?

O:もともとジャズにハマったのは、高校生くらいの時かなー。BLUE NOTE、いわゆるその名門レーベルの音楽に出会い、ちょっと僕ませてたんで、音楽とか映画とか文学とか、当時の同級生たちが手を出さないジャンルに僕はいち早く到達してたんですよ。そういう意味では、最初は鑑賞する音楽として僕もジャズを楽しんでましたけど、80年代の中期にロンドンでジャズに合わせて若者が踊るっていうカルチャーを雑誌を通して知って、それでクラブジャズっていうものに目覚めたんです。だから、けっこう早いと言えば早いんです、当時でも。まだ十代でしたから。ジャズで踊るというものに出会って今から30年くらい前ですね。考えてみれば、あっという間の30年ていうか、びっくりしてます、時の流れの早さに。

H:今ぶっちゃけどうなんですか?ジャズで踊るというシーンは…

O:あのね、逆に僕からいうと盛り上がってた。あえて過去形で言いますけど。
っていうのは、今もシーンあるけどやっぱり僕らがジャズで踊るシーンをつくりはじめた頃って、僕らも手探りだったんですよ。なにで踊れるかわかんないし、ジャズで踊るってどういうことなのっていう、そのつくり上げてきた時期って良くも悪くもクリエイティブだった。
今の若い世代って良いもの聴いてきて、踊れるジャズって若い頃から親しんでるけども、逆に言うとジャズで踊るっていうことが当たり前になってるから、ちょっと僕にとっては安易な感じするかも。
だから、もっともっと演奏の中身の質を上げていくとか、これで踊れるかっていうチャレンジがないと、その踊れるジャズのシーンが盛り上がってるとは僕は言えないと思う。
そういう意味では、もっと若い人はチャレンジしていいと思う。期待も込めて、僕らが盛り上げていった時期に比べると、若い人の努力が足らないかなって気はする。

H:ちょっと厳しい意見がね、出ましたけれどもね。でも今、沖野さんがリーダーでやってるKYOTO JAZZ SEXTET、これに関しては僕、本当にジャズで踊れるっていうか、まぁテーマからはずれてるかもしんないですけど、だけどジャズをキーワードにまたワールドワイドにしかける、日本初で。またとない、チャンスが来たんじゃないかなって…

O:そうですね。僕もそう思いたい。

H:なので、超ご期待です!沖野さんが僕をつかってくれる限り…

O:あはは!

H:頑張っていきたいなと思います!
ということでですね、沖野さん、時間がもう…

O:あっという間でしたね。

S:短いですね。

H:この番組ではリクエスト曲をゲストの方にお聞きしてまして…

O:はい、これはですねぇ、平戸くんも参加してくれてるKYOTO JAZZ SEXTETの中からモダンジャズの名曲です、Wayne Shoterのカバーで『スピーク・ノー・イーヴル』聴いてください。

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KYOTO JAZZ SEXTET
『MISSION』

H:ぜひ来週も時間があれば!またよろしくお願いします!

O:はい、よろしくお願いします。

H:はい!ゲストは世界的DJ、沖野修也さんでした!ありがとうございました!

S:ありがとうございます!

O:ありがとうございます!

H:今週はゲストにクラブジャズシーンの重鎮、世界的DJ 沖野修也さんを迎えてお送りしましたけれども、いかがだったでしょうか。

S:はい、もう緊張しました!

H:ね。緊張したよねー!

S:平戸さん緊張されました?

H:緊張したー

S:ほんとですか?全然そうには見えなかったです。

H:また来週もありますから!

S:そうですね!

H:はい、ということで、この番組では、毎週テーマにあわせたJAZZナンバーをセレクトしてお届けしています。今週のテーマは、“夏フード”です。

S:はい、そうです。そこで、私今回選ばせていただきました。
Herbie Hancockから『Watermelon Man』です。

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Herbie Hancock
『Cantaloupe Island』

H:ほう、なるほど。

S:もうタイトルの通りです!

H:いいと思います!皆さんカジュアル&リラクシングな週末を!

S:Have a nice weekend!

H&S:ばいばーい!

【Stella.J.Cコメント】
いや〜とにかく私、緊張しました!ラジオに来てくださって本当に光栄です!
またラジオではわずか30分でしたけど、楽屋でもいろんな話をしてくださってたんです。
ジャズで踊るという概念はもちろん元々あったわけではないんですよね。
ただやはり私自身そうですが、どこか当たり前のような感覚はあったかもしれません。
もっと根本的なところから見つめて、チャレンジしていけたらいいなって思います。来週もまた楽しみです!!