The musical concept of "Mono Creation"
Many styles under one roof... Creating music of different genres
through innovative thinking and seeing beyond existing musical styles.

2015.10.17

2015. 10.17 O.A. (DJ HASEBE)

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Stella.J.C (以下:S):平戸さん、すっかり秋になりましたねー!

平戸祐介 (以下:H):そうですねー!

S:秋といえば!読書の秋とも言いますしね。何か最近読まれてるものってありますか?

H:そうですねー、どちらかというと今音楽聴いてるかなー。今インターネットですぐ手に入るじゃないですか?

S:そうですよねー、また来るのも早いんですよね!

H:そう、だから結構買っちゃってる。だけど有意義に音楽聴いたり、本読んだりね、すごくいいと思いますね。
今週はですねー、DJ活動25周年のDJ HASEBEさんを迎えてお送りします。HASEBEさんは僕にとって影響をすごく受けたアーティストなので、今日はなかなか楽しみにしております。
今週のファーストソングは、僕も最近聴いてるアルバムなんですけど、まぁ最近と言っても1990年?下手したら80年代なんですけど、その音源を是非聴いてもらえたらなと思います。ジャズボーカルの素晴らしい人ですね。Cassandra Wilsonのスタンダード歌ってます。『I Didn´t Know What Time It Was』です。

Cassandra Wilson

Cassandra Wilson 「I Didn´t Know What Time It Was」

H:今週はですね、ゲストに素晴らしいアーティスト!ご紹介したいなと思います。
DJ HASEBEさんです!

DJ HASEBE (以下:HA):どうもです。

S:お待ちしてましたー!

HA:はじめまして!

H:よろしくお願いします。

S:よろしくお願いします。まずはDJ HASEBEさんのプロフィールをご紹介したいと思います。DJ/ サウンド・プロデューサー、OLD NICKことDJ HASEBE。1990年よりDJとしてのキャリアをスタート。1998年にSugar Soul &Zeebraを迎えた「今すぐ欲しい」収録のミニ・アルバム「adore」をリリースし、その名を世に広めます。同じ時期に渋谷クラブHARLEMで行われていた伝説のパーティー「HONEY DIP」でのDJプレイは毎回大盛況。2000年リリースのフルアルバム「HeyWorld」は、ヨーロッパでも発売され話題に。2002年からは「OLDNICK」という名義でも活動をスタート。ブラック・ミュージックという垣根を越えた活動で、様々な音楽ジャンルから注目を集めながら、今年DJ活動25周年を迎え、今なお精力的に活動中です。

H:はい、まずはHASEBEさんのDJ活動25周年、おめでとうございます。

S:おめでとうございます!

HA:ありがとうございます。

H:見た目的にすっごい若いよね!

S:お若いですねー!

HA:まぁちょっと頑張って若作りしてるんですけど。笑

S:なにか鍛えられてたりとかするんですか?

HA:さっき楽屋でもちょっと話してたんですけど、僕44(歳)なんですけど、40過ぎてから代謝がめっちゃ悪くなって、まぁDJのときとか飲みながらやるじゃないですか。で、飲むとめっちゃ食うみたいな…DJ前なんかに居酒屋かどっか行って、そうすると飲み食いした分だけつくんですよね。若い頃はそんなことなかったんですけど、なんか身体動かさなきゃなって感じです、40過ぎてここ一年くらい鍛え出してって感じです。

S:ランニングとかされてるって話をさっき聞いたんですけど…

HA:そうですね、走って代謝上げて絞って、で軽く家で筋トレみたいな。

H:見習わないとね。

HA:30代の頃とか自分よりちょっと上の年代とかが歳とってって、みんなおっさんがマッチョになって、鍛え出してんのが気持ちわりいなって…

H:あはは。

S:あはは。

HA:最近だと、某お笑いの方とかすごいマッチョになってるじゃないですか。ああいうのがなんか、いやそこまでやんなくていいんじゃないかなって思ってたら、意外と自分がハマりつつあるみたいな。(笑)
なるほど、代謝が単純に落ちるから維持する為にってことね、みたいな。

H:HASEBEさんはどちらかというと、太くなるマッチョじゃなくて、いわゆる細マッチョな感じですから。

HA:だからそんなね、急激につかないんですよね。体系だけ維持できればいいかなみたいな感じで。

H:いやーでも見た目大事ですよね。

HA:大切だとは思うんですけどね。

S:もともと、DJの道を目指したきっかけっていうのは?まずはそこをね、お聞きしたいと思いまして。

HA:まぁ高校のときにバンドやってて、コピーバンドでちょっとチャラい感じだったんですけど…(笑)。 近所にディスコみたいなパブみたいなところで、バンドの練習させてもらってて、バイトなんかも夜そこでやらせてもらったりとかして。店長がDJとかやってて、いろいろその当時80年代の中盤から後半にかけてRun-DMCとかBeastie Boysとか教えてもらって、興味持ち出して。で高校卒業して一回就職するんですけど、バブル後半頃…まぁバブル崩壊が90年なんですけど、で90年に卒業して、一回就職して、半年くらいでバブル崩壊して会社首になんですけど、まぁこのタイミングで好きなことやっときたいなと思って、ターンテーブルをローンで買って、で始めたっていう感じですね。

S:へぇー!

HA:今の世代から比べると自分がDJ始めたのちょっと遅めなんですよね、19歳からなんで。

S:若い方ってほんとに学生のときから…?

HA:そうですね、当時も自分の周りも高校のときから始めてたりとかしてたんで。

H:なるほどですねー。やっぱ影響受けたアーティストだったり、クリエイターいらっしゃいました?

HA:当時DJとかだとFunkmaster FlexっていうのがNYのホット97っていうラジオ局でPopDJ、90年代初期。あっちのラジオの…まぁ日本にいると聴けないからテープが出回るんすよ。それとか聴いてこれかっこいいなとか、二枚使いすごいなとか。KId Capriって80年代後半のパフォーマンス的なプレーよりかはクラブプレーっていうか人をどうやって踊らせるかっていう二枚使いだったりとか、ガシガシにスクラッチを見せるって感じではなくて、なんかグルーヴがあるっていうか、そういうDJがやっぱり好きだったんですよ、影響受けたんですよ。

H:あの僕、すごくHASEBEさんの音楽を聴かせてもらって、僕ずいぶん前からファンでですね、今日すごく緊張してるんですけど…

HA:あはは。ありがとうございます。

H:すごくストイックに、かっこよさで聴かせる曲があったりとか、それプラス、Popsと融合してるSugar Soulさんだったりとか、Zeebraさんのコラボだったりとかあるじゃないですか。その楽曲と比べたときにすごく振り幅があるなって思ったんですよ。それはどこからこう…

HA:自分がそもそもガキの頃好きだったものって、単純に日本のPopsだったりとか、あとは80年代のUSA、そこら辺でかかるような、単純にヒットチャートの上位に来るPopsだったりとか、まぁそういう部分が自分の根底にありつつ、HipHop好きになってからアンダーグラウンドのものだったりとか、いろいろ幅広く好きになってく中で、自分の中ではそもそもそういう色んな要素があって、そういうのをどういう形で自分が制作していく中で出していけるだろうなみたいなところも考えながらやってたので。
2010年辺りに出したRIP SLYMEのフェスとかJUJUとかfeatしたラストバケーションって曲とかはロック&ポップみたいなところでアプローチできるかとか、そういうのもちょっと試してみたりとか。あとは2000年以降のヨーロッパの、ブラックミュージックから影響受けた白人がつくるブレイクビーツとかが好きだったので、そこら辺も自分で取り入れて…2000年に出したMaster MIndって楽曲があるんですけど、そこはヨーロッパ的なブレイクビーツの要素を入れたりとか、なんかまぁ刺激を受けたものは自分的に自分のフィルターを通してどう出していけるか、Pop、アンダーグラウンド限らず幅広くやれたら面白いなって…。

H:なるほどね〜。すごくいい具合にね、ほんとにPopじゃなくて、ちゃんと音楽性がすごくって、クオリティーもすごく高いなって感じました。

HA:ありがとうございます。

H:ということで、 OLDNICK名義で活動されてるじゃないですか?はじめたきっかけを教えてもらえたらなって…

HA:2002年の自分のアルバム、二枚目のフルアルバムのタイミングでTAIL OF OLD NICKっていうタイトルで、自分の中にある別人格っていうのがコンセプトで自分の中のもう一人にキャラクターにOLD NICKって名前をつけたんですけど、それはDJ HASEBEでジャパニーズR&BとかHipHopのイメージが強かったので、それ以外ブレイクビーツだったりとか今までのイメージをかけ離れたものをつくる時に、今までのリスナーが戸惑わないように、なんか別の名義でちょっと活動しても面白いかなっていう部分で、一個つくってみようみたいな感じで。だからその後、ロックとポップだけのDJミックスだったりとか、ロックだけの作品だったりとか、そういうのはOLD NICK名義でやったりとか、っていうのはありましたね。

S:今、別の自分っておっしゃってましたけど、DJ HASEBEさんとOLD NICKっていうお名前での分け方みたないなのって…

HA:単純にDJ HASEBEはアメリカからヨーロッパから影響受けたものを中心としたブラックミュージックで、このイメージのままDJプレイもするし、サウンド制作もするし、という部分と、そこではないものをOLD NICKでやったりとか…

H:なるほどですねー。いま手元にね、TAIL OF OLD NICKあるんですけど、これ購入して聴いていただきたいんですけど、冒頭になんとアンパンマンで有名なバイキンマン。

HA:そう、声優さんにイントロでちょっと入れてもらって…

S:聴いてみたいですねー

H:そこら辺のユーモラスっていうか、もちろんHipHopのもつ特殊性もまぁ文化だと思うんですけど、それもすごく見事なかたちでね。

HA:このTAIL OF OLD NICKは絵本というか、このOLD NICKくんが暴れ回る物語的な、絵本のイメージでつくったんですよね。音楽一個一個がページをめくって、キャラクターがどう動いてるかみたいな。

S:ジャケットももうそんな感じですもんね。

HA:それで冒頭にバイキンマンの声優の方にOLD NICKくんとして喋ってもらったっていう…僕がちゃんと台本書いて。

H:あはは。

S:そうなんですね!興味あります。

H:これStellaちゃん聴いて。

S:聴きますー!

H:このユーモラスな部分があるんですけれども、中身はほんとにすばらしい。僕もバイブルとして聴きましたよ。ほんとにすばらしい。そして緊張してます。笑

HA:あはは。

S:あはは。

H:何回も言いますけど。そんなね、DJ HASEBEさんにまだまだお伺いしたいことがたくさんあるんですけど、よかったらまた来週もお忙しいとは思うんですけど、是非来てもらいたいですよね、Stellaちゃんからもお願いして。

S:ぜひ!お願いします!

HA:ぜひぜひ、ぜひぜひ。

S:ありがとうございます。

H:ありがとうございます。ということでですね、最後にですね、DJ HASEBEさんの曲をお届けしたいなと思ってるんですけども、何にいたしましょう。

HA:平戸さんも聴いてていただいたということで、2000年にリリースしたZeebraとMummy-Dを迎えたMaster Mind!

H:やったー!

S:これがまたジャケットがかっこいいんですー

H:そうですよね!では聴いていただきましょう。
今週は本当にありがとうございました。DJ HASEBEさんでした!

S:ありがとうございます!

MASTERMIND feat.ZEEBRA_MUMMY-D

DJ HASEBE「MASTERMIND feat.ZEEBRA/MUMMY-D」

H:今週はゲストにDJ HASEBEさんを迎えてお送りしましたけれども、いかがだったでしょうか。この番組では毎週テーマにあわせたJAZZナンバーをセレクトしてお届けしております。今週のテーマは“ 読書 ”。読書の秋ということで、オープニングでも少しお話しましたけれども、読書または本でセレクトした一曲はStellaちゃんがセレクトということで。

S:そうなんです。オスカーピーターソントリオの『Night Train』です。

Night Train

Oscar Peterson Trio「Night Train」
iTunes https://itun.es/jp/w9_qB

H:いいですね。

S:これはですね、私は学生の頃、電車通いだったんですけれども、夜帰りの電車の中はよく本を読んで帰っていたので、そんな意味です!Night train。

H:あ〜なるほどね。いいですね!ちなみにどんな本が好きなんですか?

S:その頃からなんですけど、伊坂幸太郎さんが好きでして。

H:ほう〜

S:なんていうんですかね〜。現実と現実ではない狭間の世界観を描かれているような。

H:そうだよね。結局シンクロするよね。

S:うん、そうなんですよ。それが面白いんです。

H:それでは、皆さんカジュアル&リラクシングな週末を!

S: Have a nice weekend!

H&S:ばいばーい!

【Stella BLOG】
こんにちは、Stella.J.Cです!
HASEBEさんの音楽ってほんとユーモアだなーって感じます。
きっとHASEBEさん自身がすごくユーモラスで奥の深い方なんだなって思います。TAIL OF OLD NICKではすごくそれを感じますね。
そしてお話していても思いましたけど、直感性に優れた方だなって。DJってある意味その直感でまわすところもあると思うんですけどHASEBEさんの楽曲、とても興味あります!
みなさん、OLD NICKくんも要チェックですよ!
来週もお楽しみに♪