The musical concept of "Mono Creation"
Many styles under one roof... Creating music of different genres
through innovative thinking and seeing beyond existing musical styles.

2016.11.12

2016. 11.12 O.A(井上雅基)

井上さん

平戸祐介 (以下:H):先週に続き、ここFM長崎のスタジオからお送りしております。

Stella.J.C (以下:S):はい!平戸さん!そういえば九州をライブ、まわってきましたよね。どうでした?

H:もうねー、10月29日・30日と連日ライブを行って来たんですけれども、29日が大分の善竜寺というお寺でですね、まぁ僕もコラボレーションしました素敵なシンガーbirdさんと一緒に寺JAZZというイベントを一緒にやってきました。

S:うわーいいですよねー寺JAZZってー!!

H:寺JAZZ自体は今年ははじめてだったんですけど、もう130名ぐらいかな?ご来場されて。お寺って独特な空気感あるじゃないですか?

S:ありますね。

H:荘厳な空気がね。それと、birdさんとの歌声がいいんですよー。ぴりりとした緊張感の中、演奏してきました。

S:ちょっとお写真拝見したんですけれども、近かったですよね、お客さんとの距離も。

H:そう!それも130名ねぇ、本殿の中になかなか入りきれないくらい、もう嬉しいことに集まってくれて。

S:すごーい!!

H:だからまぁあの距離感になったっていうのもあるんですけども、結果論としてね。

S:なるほど。

H:ほんとねぇ、アットホームなライブになりましたし、来年も是非ね、寺JAZZやりたいなぁと!まぁ僕が思っても仕方ないですけど(笑)

S:あはは、そのときは行かせてください!

H:あはは、そうですね!
はい、今週も先週に引き続きまして、長崎市矢上町にありますキッチン雨月のオーナー井上雅基さんがゲストで登場されます!先週に続いて、あの企画をやってみたいと思います!!
今週のファーストソングはですね、先程お話にも上がりましたbirdさんとのコラボレーションの楽曲をお届けしたいなと思います。僕のファーストアルバム、2011年に発表されました『Speak Own Words』から平戸祐介 feat. Birdで「生まれたてのメロディー」

平戸祐介「Speak Own Words」

Speak Own Words

iTunes https://itun.es/jp/ZTL8Q

H:今週はゲストにですね、長崎市矢上町にありますキッチン雨月のオーナー井上雅基をお迎えしております!!

井上雅基(以下:I):どうも~!

H:よろしくお願いします!

I:よろしくお願いします!

S:よろしくお願いしまーす!

H:はーい、ということで今週も行きましょうかね?

I:はい!

H:ここFM長崎のレコード室にあります、JAZZのレコードを掘り起こして名盤や秘蔵盤などを探してお届けしたいなと思います。満足してるのは僕らだけではないと信じて(笑)

I:あはは。結構店で、〝聞きましたよ!〟って言われるんすよ。

H:わー嬉しいっすねー

S:嬉しいですねー

I:うん、ほんと嬉しいですね!

H:今週はですね、先週は僕からスタートしたんですけれども、今週はせっかくなんで井上さんからスタートしましょうか!

I:はい!わかりました!えっとー、Nina Simoneですね。

H:うわー!すばらしい!

I:女性のボーカルですね。聴きはじめたのは30代入ってからっていうか、長崎に帰ってきてお店するようになってからなんですけど、やっぱお店やる中で食事しながら合う音楽っていうのを考えながらセレクトしたりしてるんですけど。それでいろいろ探してたらNina Simoneに行き着いて、まぁ独特な歌声とですねぇ、グッとくるソウルフルなシンガーなんで。

H:そう、いわゆるジャズシンガーではあるんですけれども、彼女自体はもう生涯を通じてほんとにジャンルレスで活躍されましたからね。

I:そうなんですよね!括りはジャズになってますけどね。

H:そうですねー、だからPOPS、R&Bフィールドでもね。

I:うん、影響された方とかすごく多くて、やっぱこの方が大好きっていう方、有名人の方もすごく多いですね。

H:そうですねー。どの作品いきましょう?

I:自分がいちばん好きなアルバムがあったんで。アルバムが『Nina Simone and piano!』ってやつなんですけど、そのアルバムの一曲目ですね。「Seems I’m Never Tired Lovin’ You」っていう曲ですなんですけど、邦題で「恋に飽きることはない」。

H:あーなんかちょっと(笑)

S:なんか、ちょっと、井上さんこれは(笑)

I:あはは。

S:あはは。

I:でもなんかそんな感じの曲でもないんですけどね(笑)でもほんと大好きな曲です!これ聴くと〝あーNina Simoneだー〟って思うような。ほんと店でもしょっちゅうかけます。

H:あーそうですかー!

I:遅い時間とか、落ち着いた時間にはよくかけるアルバムです。

H:じゃあ聴いてみましょうかね。

I:はい、ぜひ聴いてみてください。Nina Simoneで「Seems I’m Never Tired Lovin’ You」

Nina Simone「Nina Simone and Piano! (Remastered)」

Nina Simone and piano

iTunes https://itun.es/jp/wWv4E

H:はいー、Nina Simoneのねぇ、まぁほんとにシンプルですよね。Nina Simoneさんがピアノ弾いて。

I:そうですね。

S:いいですね~!!

I:いいでしょ?!

S:なんか染み渡ります、この声が。

H:ね!!
ということで、次は僕になるんですけれども、僕が紹介したい作品はですね、Herbie Hancockの『V.S.O.P.~ニューポートの追想』というね、76年6月29日にニューポートジャズ祭での白熱のドキュメントを収録してるということで、だからこれライブ盤になるわけなんです。で、メンバーがHerbie Hancockのピアノ、Wayne Shorterのサックス、Freddie Hubbardのトランペット、Ron Carterのベース、そしてドラムのTony Williams。

S:すごい!!豪華!!

H:そう、豪華!だからVSOPということは何の略かって、VeryのV、SpecialのS、でOがOne time、PがPerformance。だから、Very One Time Special Performance!この時だけ集まったメンバーなんです。だからWayne Shorter、Herbie Hancock、Tony Williams、Ron Carterね。この4人はMiles Davisバンドのメンバー。

I:そうですね。

H:Freddie Hubbardだけ、Miles役でね、呼ばれてるアルバムなんですけど。

I:みんなリーダーになれるメンバーですからね。

H:そうなんです。で、このVery One Time Special Performance〝VSOP〟、これなんで付けられたかというと、本当はこれFreddie Hubbardトランペットで参加してますが、当時企画されたときにはMiles Davisが参加する予定だったんです。

S:へー!!

H:だけど、1976年って言ったら、Milesが74年暮れに引退しちゃうんです、一時。で、HerbieとMilesは同じバンドでしたので、親交深いですよね。〝Miles、ぜひこのVSOPで演奏してくれよ〟ってHerbieは言ったんですけど、Milesは出てきてくれなかったんです。で、急遽代役で誰にするかっていうことで、メンバーと交流が深いFreddie Hubbardが抜擢されて、録音されたアルバムなんです。あ、そうだ井上さん東京で何を隠そうドラマーで、腕を磨いてね。

S:そうですよね。

I:あはは、いやいやいや。

H:ドラムを選ぶか、料理を選ぶかってことでね。で、料理を選んで今キッチン雨月でオーナーとしてやられてる方なんですけれども、ドラマーとしてTony Williamsどうですか?

I:いやーもう神ですね!!もうだってデビューは何歳でしたっけ?

H:17歳です!

I:17ですっけ?

H:うんうん!

I:あのMilesのバンドにいきなし入ってきて、もうトップミュージシャンも食うくらいの演奏やってましたからね。あの胆のすわり方っていうか…

H:そうですねー!

S:〝誰だこいつはー!〟みたいな感じだったんでしょうねー。

I:いやーそうですよ!

H:だってMilesバンドに入ったときに17歳だったので…だからジャズクラブで演奏するじゃない?17歳入れないんだよね。

I:そうなんですよね!

H:だからMilesがTony Williamsをバンドに入れたときには、ジャズクラブで演奏するんだけれども、当時お酒とタバコは禁止の中Milesは演奏したんですよ。

S:全員ってことですか?

H:そうそう、お客さん。だからTony Williamsがバンドの中にいるから、この公演はタバコも吸っちゃいけませんし、お酒も出しませんよ。っていう公演をせざるを得なかった。

S:え!!すごい!!

H:でも、それを犯してまでもMilesはTonyをつかいたかった。

I:そうねー!

H:その素晴らしいドラミングがこのアルバムでも聴けますけども、では聴いていただきましょう。Herbie Hancockのオリジナルですね。「台風の目」というね、お題が付いております。「Eye Of The Hurricane」。

VSOP

Herbie Hancock「V.S.O.P.~ニューポートの追想」

H:どうですか?

S:たまらん!笑

H:たまらんですよね?笑

I:この時代にいたかったね。

H:ねー!!

I:観たかったね、生でね。ほんとに。

H:Stellaちゃんもちろん生まれてないけれども、僕らは〝おぎゃーおぎゃー〟ってやってるときですよね、これね(笑)

S:あはは。

I:ぎりぎり(笑)

H:もうすごいアルバムですよ、すごいアルバム!

S:すごいですねー!

H:やっぱ改めて、Herbieのアルバムになりますけど、Tony Williamsえらいことになってますね!!

I:ほんとね!

H:もう神ですよね!

S:うん、神!

H:ほんとにロックの影響をね、そのまんまジャズに当てはめてるんだけど、もうこのミクスチャー具合がすーごい!

I:そうね、ロックミュージシャンもやっぱりTony Williamsからかなり影響受けてる方も多いですしね。

H:そうだねー。いやー素晴らしいドラマーですね。

I:もうほんとWayne ShorterもFreddieもいいっすね、この時期の!

H:いやいいっすよ!もう脂が完全に乗り切ってるね。

I:うん、ほんとに!自分あんまり70年代のFreddieって聴いてなかったんですよね。あとから聴いたらやっぱりダンスミュージックとか、クラブミュージックの方にもいってたりとか、いろんな多才な分野で活動してるじゃないですか。

H:そうですね!

I:いいですよ!この時期のは。好きですね。

H:そうですねー!いやーほんとに素晴らしいアルバム、Herbie Hancock『V.S.O.P.』から「Eye Of The Hurricane」聴いていただきました!
今週もですね、ほんと楽しかったね!やりましょう!継続的に井上さん!

I:そうね、いやー俺でよければほんとに。

H:ということでですね、今週と先週とゲストに長崎市矢上町にありますキッチン雨月のオーナー井上雅基さんをお迎えしました!井上さん、どうもありがとうございました!!

I:どうも、ありがとうございます!!

S:ありがとうございましたー!!

井上さん㈪

H:今週も先週に引き続きまして、長崎市矢上町にありますキッチン雨月のオーナー井上雅基さんをゲストに迎えてお送りしましたけれども、いかがだったでしょうかー!

S:あのー、先程ちょっとお話伺ったら15周年を迎えるそうなんですよ、雨月さん!

H:ねー!そうみたいっすねー!

S:おめでたいですよねー!!

H:15周年て一つのくぎりっていうか、アニバーサリーな年なので、何かやりたいねー!

S:そうですねー、井上さんもおっしゃってましたもんね!何かやりたいなぁと思ってるって。

H:ねー、だからもうあとはね、Stellaと僕で、おしておして!いきましょう!笑

S:あはは、はい!

H:さて、この番組では毎週テーマに合わせたジャズナンバーをセレクトしてお届けしております。今週のテーマは〝立冬〟です。今週の月曜日が立冬だったんですよね。

S:7日だったかな。みなさん冬支度になりましたよねー。

H:もう寒いもんねー。

S:そうなんです、そこで、立冬というテーマで今回私選ばせていただいたんですけども、Derrick Hodgeの「Going」です。

Derrick Hodge「The Second」

The Second

iTunes https://itun.es/jp/rJgTdb

H:まぁRobert Glasperのベーシストでも有名ですもんねー。

S:はい、Commonですとか、もうほんと有名なベーシストです。

H:そうですねー

S:それで「Going」という曲を選ばせていただいたんですけれども、まぁあたり前なんですけど、時の流れはどんどん進んでいくなぁと実感してまして。

H:そうですねー!

S:やっぱり時間は大切にしていかなきゃいけないなって毎日感じてます。

H:はい!番組のFacebookページでは、現在いいね!キャンペーンを行っております。いいね!をしていただいた方の中から、抽選で毎月一名様にスマートフォン置くだけスピーカーをプレゼントしております!〝いいね〟をしていただいた方は、番組宛にいいねしたよー!という報告も合わせてメッセージ、リクエストをお送りくださいね。詳しくは平戸祐介RadioMonoCreationのFacebookページをぜひご覧になってみてくださーい。
それではみなさん、カジュアル&リラクシングな週末を~

S:Have a good Saturday!!

H&S:バイバーイ!

【Stella BLOG】
みなさん、こんにちはー。Stella.J.Cです!
「Seems I’m Never Tired Lovin’ You」も「Eye Of The Hurricane」も鳥肌立ちました!!いい曲ですよね~!かっこいいなぁー!!そして平戸さんの博学なこと!井上さんとも話してたんですが、ぜひ本を出してほしいです(笑)ジャズのあんなことやこんなこと、というお話しがわんさか出てくるんです!その中で今回はTony Williamsのお話。びっくりしました。ルールを破るくらいの才能を持っているってすごいですよね。その時代だからこそかもしれませんが、今ではなかなか考えられないような話じゃないかなって思います。本当に生で観てみたかった!その時代の雰囲気をぜひ肌で感じてみたかった!
今回ラジオを聴き逃してしまったという方は、ぜひぜひ聴いてみてください。たまらなくかっこいいです!!