The musical concept of "Mono Creation"
Many styles under one roof... Creating music of different genres
through innovative thinking and seeing beyond existing musical styles.

2016.12.10

2016. 12.10 O.A(赤松林太郎)

赤松林太郎

平戸祐介 (以下:H):もう一年終わっちゃいますね~!

Stella.J.C (以下:S):2016年早かった~

H:ねー!世の中では忘年会シーズンになってますね。

S:平戸さんて忘年会しますか?

H:12月はだいたいこう僕ら、Stellaちゃんもそうだけど、演奏の仕事がすごく多くなるよね。

S:そうなんですよねー。

H:季節だからね~。逆に忘年会のお供に音楽をプレゼントしていくって立場だからねー。

S:そうなりますねー。

H:だから忘年会ってある意味羨ましいよね!

S:確かにー(笑)

H:お酒飲んでわいわいってやりたいよね(笑)

S:今年おわったーって感じで、あはは。

H:羨ましいです。あはは。
今週もですね、これまでに国際コンクールで数々の受賞、指導者も努めながら世界を駆け巡る闘うピアニスト、赤松林太郎さんをお迎えいたします。ジャズではなくクラシックのピアニストです。スタジオライブもありますよ~!どうぞお楽しみに!
今週のファーストソングは、なんと日本ジャズ界のレジェンドの一人であるピアニストの大西順子さん。奇才であります菊地成孔さんがプロデューサーをつとめまして、なんと二度目の復帰作になります。大西順子さんアルバム『Tea Times』がリリースされております。その中から一曲聴いてください。大西順子さんで「Tea Times 2」。

Tea Times

大西 順子「Tea Times」
iTunes https://itun.es/jp/3PC_cb

H:今週もですねぇ、お忙しい中来ていただきました!

S:はい!

H:ピアニストの赤松林太郎さんです!!

赤松林太郎(以下:A):こんにちはー。

S:こんにちはー!よろしくお願いします!

A:お願いしまーす。

H:あのー、いちばん聞きたかったこと忘れてたんですけれども、大分県ご出身ということで。

A:そうそう生まれは大分なんですよ。来年2月に大分でちょっと大きいコンサートやらせてもらうんですけど、私の産まれた産婦人科をまわるっていうツアーつくったんですよ。

H:えー!!!

S:すごーい!!

A:行ってみたーい!と思って、写真でしか見たことないんでね。いやーすごい楽しみですよ。

S:なかなかだってないですもんね、産婦人科ってなかなかないですし、また今そこにいらっしゃるお母様たち嬉しいと思います!

H:ねー!!

A:その仕事をね、つくって下さったメンバーの中に、私がちょうどベビーカーの中にいた時を見てて知ってるって人がいるんですよ。

S:すごーい!!

H:えー!!

A:びっくりですよね。生きててよかったなって思いますよ、あはは。

H:そりゃそうですよねー、言われるんじゃないんですか?立派に育って~って!

A:もう絶対頭が上がらないですよね(笑)

H:上がらないですよー、あはは。

S:あはは。

A:あはは。

H:ちっちゃい頃を知ってる方は特にね。

A:そうですよーほんと。

H:そっかぁ~!

S:あれ、長崎には行かれたことは…?

A:来年の8月にはじめて対馬に行かせていただけることになって、今からすごい楽しみですよ。いろいろ餌につられてましてね(笑)アワビだとかサザエだとか、それだけで行きますって感じですよね(笑)

H:あはは。

S:あはは。おいしいですからね~

H:ホントかウソかわかりませんけれども、あるジャズミュージシャンは、その対馬にライブで行くって言って、ギャラは本気で海の幸でいいよね!って言われたらしいですよ(笑)

A:私も割りとそれでいいですよね(笑)

H:あ、ほんとっすか?!えー!

A:余計に滞在足そうかなって思ってるくらいなんですよ。

H:だけど赤松さんレベルになるよねぇ~、そんな~。

A:いや遊ぶの大事なんで!

S:あ、やっぱそういう時間は大事ですか?

A:はい、大事っすよ。

H:日頃ね、お忙しいからね。

A:平戸さんもやっぱインプットしないとアウトプットできないじゃないですか。

H:そうですねー。

A:ぜんぜんイマジネーション湧かないですよね。

H:そうですよねー。
あれ、赤松さんてピアノ以外に趣味とかあるんですか?

A:あ、趣味は結構ありますよ。山登り好き。

S:あ、登山ですか。

A:夏山、北アルプス専門です。

S:えー!

A:スキーはずっと子供のときからやってたんで、やっぱり冬のシーズンになったら仕事の合間にどこ行くどこ行く?って全部山を調べて、組み立てていきますよ。

H:あーそうなんですか!

S:お好きなスキー場とかあるんですか?

A:北海道が多いので、仕事で行ったついでにそのまんま二日、滑り倒すと。

H:あーいいですね~!

A:去年ははじめて安比へ行って、すごい雪でした。感動しましたー。

H:へぇ~!!
赤松さんの別名、闘うピアニストというタイトルが付いてますけれども、これはご自身で?

A:いや~日本に帰ってきて完全帰国したときに、神戸新聞のちょっと大きいインタビューを録ってもらったときに、タイトルに闘うピアニストっていうのが一つだけ出たんですよ。それがそのままゆるりゆるりと拡散されて、それで私のキャッチフレーズみたいになってるんですけど(笑)

H:へー!!でも闘うピアニストってもうちょっと詳しく聞きたいんですけど…

A:いや別になにかに対して攻撃しようとか、そういう闘うではないんですけれども、音楽をやってくために、闘っていかないといけない精神的な葛藤とか、態勢とか、それとかやっぱり私たち日本人ですから、その巨大なヨーロッパっていう精神性に対してどうやって立ち向かっていくかっていうとこに対して、やっぱ体当たりしたわけですよね。20代のときって。なにも守ってくれないし、自分で切り開いていかないといけないっていう。でもそれっていうのは平戸さんもたぶん、それぞれ私たち知らないとこであると思うんですよね。私はたまたま言語化しただけの話しで、そういうところを一つ出すことで、〝あ、俺も闘わないといけないんだな〟とか、そういう風に思ってもらえたら嬉しいなって思ってて。

H:なるほどね~

S:でもやっぱ音楽に対しては、どのジャンルにおいても闘うって言い方はいろいろですけど、挑むというか、そういう姿勢は一緒ですよね。

A:平戸さんもやっぱ自分の音に対して、納得いかないこととかあるんじゃないですか?

H:いやーありますよー。

A:そこに対してどうやったらここ、次行けるんだろうとか、もっとこういう音目指したいとか、例えば演奏家って星の数ほどいますよね?

H:いますね~

A:そういう才能に触れるたんびに、やっぱり今のまんまじゃいけない、自分はどっちに行きたいんだろうって常に自分でね、道探して行かなきゃいけないのが人生ですから、それを僕たち音でやってるわけですからね。音を磨くって作業は苦しい作業ですよ。

H:そうですね~。

S:赤松さんから見てのジャズシーンと、平戸さんから見てのクラシックシーンていうのは、何か感じるものってあるんですか?

A:僕がいちばん興味があるのは、先週もちょっと話したと思うんですけど、僕たちは守らないといけないものがあって、そこに近づこうとするわけですよ。でも僕から、ぜんぜん知識がない状態からジャズ見てると、徹底的にフリーに見えるんですよ。

H:うんうん。

A:すごい自由で開放されていて…なんだけど、きっとその背後には私たちにはわからない、守らないといけない、約束事とかいろんな掟があるのかな~と思ってみてるんですけど。じゃないと完全に自由だと何も成り立たないと思うんですよ。精神的にもね。

H:そうですね、だからある程度コード進行、和声の進行であったり、ある程度メロディーのモチーフがあるんですよね。それが決まりなんですよね。それ以降は、もうあなたの個性に任せて演奏していいって世界なんですけど、そのみんなのわかんないのは自由にやっていいよっていうところが、やっぱりわからない。自由にやっていいよっていうところは、やっぱり先代のミュージシャンの演奏を見たり聴いたりして、要はボキャブラリーを増やすと素晴らしい演奏になっていくっていうか。ただ自由にやればいいっていうのではなくてね。

A:そこは一緒ですよねー。やっぱボキャブラリー大事ですよね。引き出しの中にいっぱいないと、自分の地軸にならないんですよね。

H:そうですよね。

A:僕もヨーロッパ行ったときに自分の師匠にね、もうずーっとその師匠からの、ほとんど親鳥がひな鳥に口で直接餌をあげるような状態で留学のときってレッスンされたんですけど、最後にね、このままだったら永遠に私のコピーでしかないよって言われたんですよ。

H:あー。

A:それで、巣立ちなさいって言われて門下離れたんですよ。その時にはじめて自分の芸風ってどうやって確立してくのってはじめて自分で考えたんですよ。先週話したグルーヴ感じゃないけれども、どういう風に自分で自分の芸術家としてのアイデンティティー確立していくかってすごい苦しかったですよ。20代後半て。

H:そうですよね。でもね、赤松さんのね、音楽性はもう確立されてる、あとはもうクラシックのファン層ね。まぁ僕もそうなんですけど、どんどんなんかこう日常にクラシックがあるような光景にしていきたいなって。あとはほら、今少なくなってはきてるけど、CD屋さん。

A:CDねー!

H:CD屋さんで、クラシックとかジャズが何故か…

A:ジャズも少ないんすか?!

H:ジャズも少ないんすよ。

A:ほんと!

H:そう、だからクラシックとジャズが隣り合わせで、隅っこに追いやられてるっていうね、現状がありますから。

A:最近でもCD屋も行かなくなったよね。

H:そうですね。

A:ネットで買えちゃうし、みんなYoutubeで聴きますって言われたら、〝そうですか。〟って。

H:なんかちょっと寂しいんですよ。

A:寂しいね。でも僕たちもCDをコレクトした、あの並ぶのがすごい嬉しいよね。

H:いやそうなんですよ!

A:棚に並べたあのジャケット含めてね!

H:そう!

A:親父たちの世代だとLP版。

H:そうですよ。

A:ねー、ああいうのが良いんだけど、最近あんまりないんでしょうね、ああいうコレクトするっていう、あはは。

H:そうね~。

S:もうデータ化してしまってますもんねー。

H:そうね~。

A:一つの様式でかっこいいんだけどね~

H:ほんとですよ。

A:ジャケットもねぇ、すごい労力かかりますよねぇ。撮影とかアイディアがね。

H:そうなんですよ。だってやっぱりクラシックを聴きながらでも、このピアニストこういうプロフィールがあるのかとかね、あとどういう想いで弾いたのかっていうのがやっぱりジャケット見ながらでも垣間見れるっていう部分もありますしね。そういう文化をもう一度取り戻したいなっていう気持ちはありますけどね。

S:そうですね。

H:ねー。あのー、赤松さんの今後の予定は…?

A:はい、CELVIANOを使ってCASIOさんと一緒に全国まわって、ミュージックバトンっていうイベントやらせてもらってます。で、近々ですとまだ予定なんですけれども、2月10日の金曜日、これ名古屋ですけど日響楽器さんですね。それから3月7日は、ちょっと島を離れますけれども、北海道札幌のエルム楽器さんでイベントを予定されている段階です。ぜひ、お足を運びいただけば嬉しいです。

H:ではみなさんですね、ぜひ赤松さんのホームページ、ぜひご覧になってみてください!!
ということでですねぇ、二週目も時間あっという間に過ぎました。

S:でしたね~。

H:まぁまたタイミングの良いところで、赤松さんもほんとにお忙しいかと思いますけど、またスタジオに!

S:ぜひ!!

A:ありがとうございます!またお会いできれば嬉しいです。

S:ありがとうございます!

H:では先週と同じく最後一曲お聴きしながらお別れしたいと思うんですけれども、なんと!赤松さんのスタジオライブ!お届けしたいと思います、みなさん!!

A:先週CDのほうでCELVIANOの音色聴いていただいたと思うんですけど、今日は生で、ライブの音圧を楽しんでいただきたいと思います。

H:みなさん聴いてくださいよ!ほんとにすごいからね!!

S:ほんとにすごい!!

A:てか、楽器すごいですよ、これ。ピアノと同じ木製鍵盤、木で作ってましてハンマーちゃんとあるんで、難破な弾き方したら音出ないんですよ。

H:ねー!

A:じっくり体重支えてくれて良い感じです。

H:ほんとにピアノそのものですよ。コンセントにつなぐか、つながないかだけの違いですから。

S:はい!

H:ぜひですね、赤松さんのピアノ、そしてCASIOのCELVIANO Grand Hybridの音色もですね、ぜひお楽しみください。ではお届けしましょうか!

S:では、ピアソラの作品で山本京子さんの編曲で「リベルタンゴ」いきます。

H:はい!クラシックピアニストの赤松林太郎さんでした!どうもありがとうございました!!

A:はい、お世話になりました!ありがとうございました!!

S:ありがとうございました!!

赤松林太郎「ピアソラの天使~ピアソラ・オン・ピアノ」
※ 音源なし

H:今週もピアニストの赤松林太郎さんをゲストに迎えてお送りしましたけれども、いかがだったでしょうかー。

S:なんと!プレゼントのお知らせです!

H:え!なんでしょうか!

S:赤松さんからリスナーのみなさんへ、サイン入り著書の『虹のように』をプレゼントいたします!!

H:おー!!うれしいですね~!

S:はい~!みなさんぜひですね、番組のメッセージ・リクエストと共に〝プレゼント希望〟と書いてお送りください。当選はですね、発送をもって返させていただきますので、みなさんぜひぜひお待ちしてまーす!!

H:お待ちしてます!
この番組では毎週テーマに合わせたジャズナンバーをセレクトしてお届けしております。今週のテーマは、まぁ先週も同じテーマでしたけれども〝クリスマス〟ということで。

S:もう12月といえばやっぱりクリスマスですよね。で、今バックで流れております今日のエンディングソングは、Jamie Cullumの「Show Me the Magic」です。

ピアソラの天使〜ピアソラ・オン・ピアノ

Jamie Cullum「Show Me the Magic – Single」
iTunes https://itun.es/jp/INM-fb

S:11月にリリースしたシングルになるんですけれども、聴いてくださいもうクリスマスです!

H:おー!!

S:ザ・クリスマスって感じがしますので、みなさんにも是非聴いていただきたいです!

H:はーい!さて、番組のFacebookページでは、現在いいね!キャンペーンを行っております。いいね!をしていただいた方の中から、抽選で毎月一名様にスマートフォン置くだけスピーカーをプレゼントしております!〝いいね〟をしていただいた方は、番組宛にいいねしたよー!という報告も合わせて是非是非メッセージ、リクエストをお送りくださいね。詳しくは平戸祐介RadioMonoCreationのFacebookページをぜひご覧になってみてくださーい。
それではみなさんカジュアル&リラクシングな週末を~

S:Happy weekend!!

H&S:バイバーイ!

【Stella BLOG】
みなさんこんにちはー、Stella.J.Cです。
学生時代クラシックをやっていた頃、ジャズを受ける授業があり何度か練習したことがありました。その時が初めてジャズを自分で挑戦してみた時だったんですけど、その頃のジャズの印象はやっぱり赤松さんと同じく〝自由に〟という印象でした。その〝自由〟というのがぜんぜんわからなくて、頭の固いわたしは大苦戦…(笑)でもそんな中でも、かっこいいコードを見つけるとテンションが上がったりして、ジャズって面白い!って思うきっかけにもなりました。今思うとジャズをやるようになったのは、そこがきっかけだったのかもと思うんですが、弾き方もリズムの取り方もクラシックとは全く違うジャズは、やはり今でもすごく難しいです…。平戸さんがおっしゃってましたけど、先代のミュージシャン、先輩方の演奏を見て聴いて、もっともっと吸収していかなきゃいけないなって改めて思いました。