The musical concept of "Mono Creation"
Many styles under one roof... Creating music of different genres
through innovative thinking and seeing beyond existing musical styles.

2017.01.28

2017.1.28 O.A (小川隆夫)

小川さん&平戸さん

平戸祐介 (以下:H):もう早いものでですねぇ、1月最後の土曜日です。来週はもう2月になるわけなんですけれども、まだまだ寒いですよねー。受験生のみなさん、そのご家族のみなさんも体調には気をつけつつ、お過ごしください。やはりねー、しっかり食べて栄養、そして睡眠を取らないとということでですねぇ、冬の食べ物といえばStellaちゃん何が好きですか?

Stella.J.C (以下:S):私はですねー、お餅!

H:あ、お餅いいですよねー!

S:もうお餅はすごいです!お雑煮にもできるし、おしるこも美味しいし、あと砂糖醤油とか…

H:あーいいね!!

S:大根おろしとか~!

H:あーいいね!!

S:草餅も好きですし~!あはは。

H:いろいろ出てきますね~!!

S:はい!!

H:もうエンドレスになりそうですねー!

S:はい、まだまだ話せますよ(笑)あはは。

H:もうお餅でですねー、トークもね、もちもちな感じで!

S:あ、今日もありがとうございまーす(笑)

H:ねー!いきましょうねー!!(笑)

S:はーい!いきましょう!!あはは。

H:はい、先週と今週はですね、今年1月3日に放送されました『FM長崎New Year Special Talking Miles powered by CASIO』で、残念ながら時間の関係で編集カットされてしまった未公開トークの部分を、厳選ON AIRしていきます。
今週のファーストソングは、もう僕にとっても素晴らしいレジェンドのトランペット奏者であります。まぁ僕がね、ジャズを始めるきっかけにもなったトランペッター、アーティストです。近藤等則さんのライブアルバムが届いておりますので、是非ご紹介したいなと思います。2016年にですね、『Live at Hot Buttered Club』ということで、Hot Buttered Clubというね、ライブハウスで録音されましたライブ録音です。近藤さん曰くですね、部屋の明かりを暗くして、是非お楽しみください。っていうメッセージも来ておりますので、まぁお昼という時間ですけれども(笑)

S:あはは。

H:カーテンは閉めきっていただいて!

S:はいはい!

H:まぁたまにはいいじゃないですか!(笑)

S:そうですね!!たまには!

H:開けたカーテンをですね、そのまま閉めていただいて(笑)

S:はい、あはは。

H:聴いてみてください!ほんとに素晴らしいアーティスト近藤等則さんで「On the Kinky Street」。聴いてください。

近藤等則

近藤等則「Live at Hot Buttered Club」

H:お正月、1月3日の夕方5時からMiles Davis好きな私平戸祐介と、この番組のゲストでお越しいただいたことがあります、現役のお医者さんでありつつ、数々のジャズの関する著書を執筆、Miles本人とも何度も直接会って取材をされております。ジャズジャーナリスト小川隆夫さんの二人でですね、『FM長崎New Year Special Talking Miles powered by CASIO』をお送りしました!みなさん、お聞きいただきましたでしょうか?
去年、Miles生誕90周年、没後25年、Miles初の伝記的映画『MILES AHEAD』が年末年始に各地で公開ということから、この特番が制作されることになったわけですなんですけれども、もう非常に濃密な時間。濃密すぎてやっぱもうね、1月3日の特番でおさまりきれなかったね。そこでね、今日はみなさんにON AIR出来なかった部分を今日聞いていただきたいんですけれども、その前にメッセージが届いているんですよね?

S:そうなんですよー。番組を聞いたという方からメッセージが届いてます。ラジオネーム、ユイヒロさんです。

H:ありがとうございます!

S:〝平戸さん、Stellaちゃん、昨年は楽しい番組ありがとうございました!Facebook、毎度〝いいね!〟させていただいています。正月のMiles Davis特番、楽しく聞かせていただいてます。小川隆夫さんとMilesの出会いや繋がりを聞かせてもらって、Milesの足の痛みは小川さんのアドバイスで緩和されたというのを聞いて、そんな関係性があったのかと、楽しく聞かせていただいてます。私自身、Milesは名前くらいしか知らなかったので、この番組を聞いて身近に感じられるようになりましたねー。機会があれば、平戸さんStellaちゃんのイベントを長崎で開いてくださいな~♪今後ともお二人の活躍、楽しみで、番組も聞かせていただきまーす!〟ということでーす。

H:いやーほんとねぇ、小川さんがほんとにお医者さんでよかったなっていうのをね、思いました!確かにねー、あはは。

S:あはは。なるほど、そうですよねー。

H:Milesはほんと生涯、股関節の病気にすごく悩まされてて、それを小川さんが、まぁたぶん実践しないだろうなぁと思って書いた、処方箋とでも言いましょうかね、リハビリのね。それを書いてMilesに渡したと。そのあと、Milesがそれを実践していたというね!意外とMiles、素直じゃん!!ってね(笑)

S:あはは。

H:って思いましたよね!だから意外ですよね!

S:意外です!

H:そういうところもね、直にMilesと触れ合った小川さんならではのね、エピソードでしたよね。

S:そうですねー!

H:そしてね、ユイヒロさんね、時々メッセージ、事ある度にいただきまして本当にありがとうございます。

S:ありがとうございます!

H:あと長崎でイベントということで。是非ねぇ!!

S:ぜひやりたいですねー!

H:僕、長崎は故郷なんで、みなさんとね、なんかイベントできたらいいなって!もちろんStellaちゃん含めてね!できたらいいなと常々思ってますんで!お待ちください!

S:はい!!

H:ということでですね、特別番組ではON AIRできなかった部分を聞いてください。

小川隆夫さん未公開トーク
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H:Milesには甥っ子さんがいらっしゃいまして、先日映画プロモーションで来日されたんですよね。

小川隆夫(以下:O):そうですよね。

H:Vince Wilburn Jrとの付き合いは小川さん結構長いんですよね?

O:長いっていうかね、30年ぶりぐらいに会ったの。

H:え、30年ぶりって、80年代?

O:そう、80年代にMilesのバンドで入ってて、日本に来たときに彼と知り合って。そしてその後、2年くらいMilesのバンドにいたのかな?それで辞めちゃって、あとは自分のバンドとか友達のバンドで活動はしたけど、彼はロスの方にいたりワシントンD.C.にいたりしたんで会うチャンスがなくて、それっきりだったの。だけど、Milesと来たときに面白い写真を僕が持ってて、それが『マイルスが語った全てのこと』に載ってるんですよ。

H:はいはい。

O:で、その本を彼に渡して〝これ、Vinceじゃない?〟って言ったら、〝あ、そうだー!〟って言って。

H:あはは。

O:で、思い出したって言ってね。よっぽど嬉しかったらしくてね、一冊本あげたじゃないですか?

H:はいはい。

O:彼はInstagramとかFacebookとかやってるんだけど、これから帰るってときにトランクの写真載せたの。

H:あ、僕見ましたよ!

O:見た?二冊入ってたんだよね。だから一冊買ったのかなぁと思って、あはは。可愛いよね、そういうところ。

H:ほんとですよねー。1985年くらいの当時のVinceの写真見たんですけど、ホテルでの一室でね。

O:明後日の話しの?

H:あれはホテルの一室なんですよね?

O:うん、Milesの部屋。

H:うん、Milesの部屋で、あれはプレイバックかなんか聴いていらっしゃるんですよね。

O:あれはね、コンサート終わったあとに、たまたまMilesが部屋に来いって言うから、喜んで行ったわけね。そしたらVinceに電話してるわけ、それでちょっと部屋に来いって。Milesは常にその日の演奏を、当時カセットテープなんだけど、それを録って聴いてるんですよ。それで聴いてVinceに電話して呼び出して、〝お前、ここがだめだ〟って言ってるわけ。Vinceは床に寝っころがって聴いてるのね。

H:あはは、そうですよね。

O:そこにMilesが覆いかぶさるようにして、〝ここがダメだ!ここやれ!〟って言ってる。そのシーンに出くわしちゃったけど、僕どうしたらわかんないじゃないですか。あはは。

H:それはホントにまじな感じで、おじさんとしてのMilesは指導を?

O:熱血指導よ、あれは。リズムパターンとか絵に書いたりしてんだもん。

H:当のVinceはどんな感じだったんですか?

O:Vinceはよくわかんないな~あはは。Milesの方が真剣。

H:あーそうなんですねー。やっぱ若気の至りっていうところもあったんでしょうね、Vince
もね。

O:そう、だからMilesが覆いかぶさって、ここがあーだ言ってるんだけど、僕はその横に座ってたんだけど、どうしたらいいのかわかんなくて、なんだか誰かカメラマンがうまく撮って組み写真みたいに3枚連続で撮ったのね。それでだんだんMilesが覆いかぶさっていくんで僕も困っちゃった顔がだんだん変わっていくわけ。

H:あはは。

O:そっち見ていいのか、しらんぷりしたらいいのか。あはは。

H:確かに小川さんが動揺してる写真が写ってましたけどね、あはは。

O:面白いでしょ?

H:あの写真は是非みなさんに見ていただきたい写真の一枚でもありますよねー、あはは。

H:まぁほんとに一家に一枚!

O:あっていいと思う!

H:ですよねー

O:やっぱりMilesで何を最初に聴くべきかって言ったら、なんでもいいってわけではないけれども、これは筆頭の一枚にはなりますね。

H:そうですよね~

O:それからエレクトリックのMilesでまず最初に聴くべきはさっきの『BITCHES BREW』だしねー

H:うんうん。このモードジャズが確立された一枚って先程言いましたけれども、これを元にして、この『Kind of Blue』に参加してるJohn Coltraneは、彼がいちばんモードジャズを理解した一人でしたよね。

O:そうね、だからMilesのバンドに入って、そのMilesがモードをやってって、いちばん的確に着いていけたというかね。さらにMilesの上を行くくらいまでになっちゃったのが、John Coltraneですよ。

H:そうですよねー

O:翌年、1960年に彼は独立して自分のバンドをつくる。で、MilesはMilesでまた違うサックス奏者入れて続けていくんだけど、MilesはやっぱどうしてもJohn Coltraneとやりたくて、辞めたとき相当ショックを受けたみたい。てか、59年の時点でColtraneは辞めたい辞めたいって言ってたんだけど、なんとかMilesは引き留めてたんだよね。

H:なるほどねー、そうですよねー。

O:そういう時代の録音ですよ。

H:だからある意味ね、『BITCHES BREW』にしても、『Kind of Blue』にしても、やっぱこのミュージシャンに道しるべをつくったと。これから先の。

O:そうね。

H:そういう意味で重要な作品であることは間違いないですよね。

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H:はーい、いかがだったでしょうかー。

S:いやもう素晴らしいですねー。貴重です、ほんとに。

H:ほんとよねー。だからほんとMilesの、まぁちまたに本であったりとかね、たっくさん出てるわけなんですよ。

S:はい。

H:これがMilesだ!とかね。そういうテーマの本はたっくさん出てます。だけどね、小川さんは何べんも言うように直にMilesと触れ合って、本当のね、Milesの真実を伝えるべく…だってもうMilesはこの世にいませんから、Milesはこうだったよ!ということは小川さん、まぁ僕が知る限りでも小川さんしかいないから、その貴重なトークをほんとみなさんもお楽しみいただけたのではないかなぁと、思います!
そんな小川さんなんですけれども、去年Milesに関する著書を二冊発売されております。『Miles Davisの真実』、そして『Miles Davisが語ったすべてのこと』、ぜひみなさんチェックしてみてください!そしてその小川さんが日本語の監修もしております。Milesの伝記的映画『MILES AHEAD』、劇場公開情報は映画『MILES AHEAD』の公式WEBサイトで、ぜひね、みなさんご確認ください。
ではね、Milesの曲を一曲お届けするんですけれども、Stellaちゃん!

S:選ばせていただきました!1957年のアルバム『MILES AHEAD』から「Springsville」。

MILES AHEAD

Miles Davis「Miles Ahead」
iTunes https://itun.es/jp/Nxf8l

H:この番組では毎週テーマに合わせたジャズナンバーをセレクトしてお届けしておりますが、今週のテーマは〝長崎ランタンフェス〟です!今日からですよ、まさしく!もう長崎の街がですね、ほんとにランタンで美しく…

S:いやー見たいな~!!

H:Stellaちゃん見たことないんだもんね~

S:ないです…

H:ほんとに長崎の街がねぇ、綺麗になるんですよ。

S:へぇ~!!

H:ぜひねぇ、みなさんねぇ、この時期の長崎も非常に良いものがありますから、ぜひ来ていただきたいと思います。2月11日までの開催になっておりますので、ぜひみなさんランタンフェスティバル、行ってみてはいかがでしょうか。そこで、今バックで流れております今日のエンディングソング、サックス奏者のKenny Garrettの「For Openers」。

Introducing Kenny Garrett

Kenny Garrett Quintet, Mulgrew Miller, Tony Reedus & Nat Reeves「Introducing Kenny Garrett」
iTunes https://itun.es/jp/KucEt

H:というね、曲ですけれども、まぁ長崎ランタンフェスは中国からの文化も受け入れてるランタンフェスですけれども、この曲ね、オープニングにちょっと中華的な要素が入ってる曲でもありますし、曲名である「For Openers」ということで、今日まさしくランタンフェスが始まるということでこの曲を選んでみました!
さて、番組のFacebookページでは、現在いいね!キャンペーンを行っております。いいね!をしていただいた方の中から、抽選で毎月一名様にスマートフォン置くだけスピーカーをプレゼントしております!〝いいね〟をしていただいた方は、番組宛にいいねしたよー!という報告も合わせてメッセージ、リクエストをお送りくださいね。詳しくは平戸祐介RadioMonoCreationのFacebookページをぜひご覧になってみてくださーい。
みなさん、長崎ランタンフェスティバル、今日から開幕でーす!

S:Happy Weekend!!

H&S:バイバーイ!

【Stella BLOG】
みなさん、こんにちは。Stella.J.Cです。
2017年になって、もう2月です!早いよ~。1月なにもできていない気がします…。このまま過ぎていかないように、改めて一日一日を大事に過ごしていこうと思います!
今週もみなさんお聞きくださいましたでしょうか~。先週お話に出ていました『ジャズメン死亡診断書』、すごく気になります!本当に音楽家は数奇な人生を送っている方が多いですよね。クラシックでもモーツァルトは35歳という若さで亡くなっていて、謎の死とされています。小川さんのおっしゃる通り、死から見えてくる音楽家の生き方ってあるような気がしますよね。そして現役のお医者さまだからこそ見える、リアリティあるお話が本から感じられそうで、『ジャズメン死亡診断書』楽しみに待ちたいと思います!!